英語の長文読解力について。

社会人になって働いているのですが、英文読解の重要性の高いこと高いこと。大学試験のときは数ページの英文で吐きそうになっていましたが、現在では数十ページにも及ぶ専門英語の読みこなしに必死の毎日です。そんな僕ですが、どのように英文読解力を鍛えてきたかを書いていきたいと思います。

英語を学習しているとわかると思うのですが、読解力の前に単語力がないと話になりません。その能力の鍛え方及びおすすめの書籍は単語編で記載しているのでそちらを参照してください。

読解力の勉強方法

英語の読解力の勉強方法ですが、ひたすら読むことにつきます。ただし、これには注意書きが必要です。ひたすら読む前に、英語を英語で理解する能力を鍛える必要があります。ここを失敗すると割と面倒なことになります。まず日本語と英語では文法の順番、使用されている文字、音の種類などなど、違うことが多すぎます。中でもやっかいなのは文法の順番が異なることで、日本人にとっては「文章の後ろから読んでいく」と英語が一番わかりやすくなっています。これでは普通に英文を読もうとしてもわかるわけがありません。

文法の違いと戦う

僕は受験生時代にこの方法と偶然であったので本当に運がよかったのですが、この日本語と英語の文法の順番の違いに対する効果的な方法として、「ひとつの文章をぶつ切りにして英語、日本語の順番で音読する」というものがあります。これは本当にめちゃくちゃ効果があります。

具体的な勉強方法についてはこの本に記載されていると思いますが、英語をある程度読んだあとにその箇所の日本語を声に出して読むということを繰り返します。意味不明なところで切れていますが、それでもかまわないのです。とにかくひたすら声に出して読む。すると英語を読みながら日本語の意味もわかるようになり、次第に英語を読むだけでどのような意味なのかがわかるようになります。これは表現が難しいのですが、徐々に英語の文法の順番で意味を取ることに慣れていくイメージです。

僕は単語の暗記、文法の勉強とこの学習方だけで偏差値30代の底辺から60程度まで一気に引き上げることができました。そして、英語を読むというコアな能力も鍛えることが出来ました。思えばこの音読を始める前にしっかりと発音についても固めていれば、僕の英語力は相当なものになったと思うのですが、当時の若造にそこまでを求めるのは無理かもしれません。

ちなみに、軽い気持ちで音読をしても効果がでるとは考えられません。僕は1つの長文に対して100回以上は読みました。今の本にあるかはわかりませんが、僕の購入した本には1回声に出して最初から最後まで音読したらチェックする四角い箱が書いてありました。僕はその箱に「正」という文字を書き込み、通常の人の最低5倍は勉強しようとしていました。最終的に箱が全く足りなくなり、本の中身は「正」という文字で埋め尽くされることになりました。同じく勉強仲間に浪人生がいたのですが、彼は1回読み終わると「臥薪嘗胆」という文字の一画を書いて、文字が完成してから次の例文に取り掛かっていました。

この著者も言っているのですが、ある程度の読解力がつくまでは1つの文章を何度も何度も音読するほうが効果が高いと思います。僕も最初の方はひたすら同じ文章を読みまくってました。「この文章であればスラスラ読める」という文章を1つ、また1つと増やしていくのです。そうすると読解力のコアな能力が鍛えられ、どのような文章を読んでもある程度はスラスラと読めるようになります。そうなって初めて多読するフェーズに入ります。

読解力の鍛え方後編

さて、ある程度読解力が鍛えられた人におすすめなのが、ひたすら色々な英文を読むことになります。とは言っても世の中には腐るほど英文があふれているので、ここは自分が本当に興味があるもので良いと思います。自分の趣味に関することが一番わかりやすい例だと思いますし、自分の仕事に直結しそうな文章を読むのも良いと思います。日本語で読んで感動した本に英語の原書があればそれを読むのも良いでしょう。そのころには音読する必要は無くなっていると思います。ただ、ある程度までは最初に音読していたコアな文章の音読は続けておいた方が良いです。

読解力に関しては本当にただひたすら声に出して読むというだけが勉強法なので短くなりましたが、ここで終わろうと思います。働いてみてわかりましたが、少しでも海外と関係ある仕事をする場合はスラスラと読解する力があれば相当有利になりますよ。そういった分野に興味がある人はぜひ一度腰を据えて音読して自身のコア読解力を鍛えてみてはいかがでしょうか。