今回はなかなか挑戦的なタイトルの「買って得する都心の1LDK~借りるのは「負け組」」という本を読んだので、こちらについて書評を書きたいと思います。

まずこの本を手に取った経緯に入る前に、住む家に関する「賃貸か、持ち家か」論争があるのですが、僕自身は家は完全に賃貸派だと自負していました。しかし、良く考えてみると賃貸って結構損してる可能性もあるのでは、と思っており、本屋を歩いているとこの本が目に入ったので、「持ち家派のいうことも少しは聞いておこうか」と思い購入したということになります。僕の考えを変えられるようなものであれば、少し面白いかな、と。

持ち家にすることのメリットとは

この本を読んでいると、持ち家にすることのメリットが色々と書かれています。例えば

  1. ローンを組むことにより、賃貸より支払が安く抑えらえれる(低金利のため)
  2. 賃貸物件より充実した住まいに住める
  3. 場所を選んで購入すれば値上がりの可能性もある

これ以外には、やはりタイトル通りになぜ1LDKが良いのかということが非常に多く書かれています。例えば

  1. ワンルームより住みやすい
  2. 一生結婚しなくても問題ない作り
  3. 資産価値が上がりやすい
  4. 通勤地獄から解放される

などなどです。とにかく1LDKをほめており、中には購入しても絶対に損はしないという記載ぶりもあるので、そのあたりは結構怪しいものとなっています。ですが、1LDKの購入を選択肢に考えている人にとっては非常に背中を押される本となっていることは間違いありません。

賃貸である最大のデメリット

普通だったらこの本に関する書評は書かないところだったのですが、個人的に納得する部分があったため、そちらを引用して載せておきたいと思います。

賃貸経営をする大家業の人たちは、物件を課すことで年5%以上の利回りを期待しています。これは賃貸に住む人にとっては5%の金利でお金を借りているようなもの。これに対し、現在の住宅ローン金利は実質0.5%程度。5%でお金を借りるより、0.5%で借りた方が断然得という考え方もあります。

引用終わり。

こちらの引用が、僕が思う中での賃貸する際の最大のデメリットを表しています。まぁこのあとに「絶対損をしない」という記載があり「ん?」と思うこともあるのですが、現状の金利を考えるとこのデメリットは結構大きいのではと考えています。

ここで急に僕字自身の話になってしまいますが、僕が働いている監査法人というところは株式投資などに結構厳しい目を向けています。会社の業績を世間に公表する前に見ることが可能な監査を行っているため、当然と言えば当然なのですが、他の業界よりは圧倒的に投資環境は不利と言わざるを得ません。個人的には株式市場がどのようなものかもわからずに、何が市場の番人だよ、と突っ込みも入れたくなるのですが。

まぁ決まりは決まりなのであまり株式投資はしないようにしているのですが、代わりに目をつけているのが不動産投資です。実は結構不動産投資に関する本は読んでいて、そのうち不動産投資に関する流れなどもこのサイトで取り扱えれば面白いかな、とも思っていました。ところが、不動産は株式と比べてみると割とややこしい。

ここまでややこしいし借入といういうリスクを取るのであれば、10%程度はリターンが欲しいと思っていました。ここで、先ほど引用した箇所につながるわけです。

「あれ?僕って自分の部屋に10%の利益載せた金額を支払っているのでは?」

ということです。まぁ当たり前なのですが。もちろん大家はそんなに利益をつけていない可能性もありますが、現状の部屋は狭い割には高い(失礼)という結構悲惨な状態です。では、低金利でローンを組んで今の家賃と同じ金額ですごく良い部屋に住めるのであれば、そちらの選択肢も検討に入れても良いのでは、という考えになり、この本に出会うに至ります。

今は、自分用不動産を購入して、快適な環境で本業及び副業に全力を出すのか、投資用不動産を購入して本業と副業、そして大家業を兼ねるのかという検討をしている段階です。どちらか楽しそうな方を選びたいと思っています。