久しぶりに全力でおすすめできる本に出会うことが出来ました。今回ご紹介する本は、今の世界で起こりつつあるトレンドを、表面的なニュースなどではなく、しっかりとしたフレームでとらえたい人にはかなりお勧めの一冊となります。

【内容】
お金とは何か、経済とは何かを説明したうえで、現在の世界を支配している(とあえて言います)資本主義の限界について記載がなされています。そして、ITの発達によって現在の世界に起こりつつある事象を分析し、新しい世界として資本主義にとって代わる「価値主義」を提唱し、今後世界でどのような変化が起こりうるかが記載されています。
※もちろんこの本の根底にあるのは「どのようにお金を付き合うか」というものです。

【感想】
まず何より、現在世界で起こりつつある変化をきちんと言語化できているという点で読む価値が非常に高い本となっております。仮にこの本が10年後に「10年間を振り返るとこのようなトレンドでした」と書かれていたのであれば十分納得できるのですが、今現在起きている事象をここまで捉えて、かつ文章として残すにはかなりの思考力が求められるのではないでしょうか。この本を30代前半で書ける著者は一体毎日どれほどの思考を繰り返しているのでしょうか。

しかしながら、今の世界の流れをきっちりと把握できている人にとって、この本は復習の意味合いが強くなり「そんなこと言われなくても知ってるよ」と感じる可能性もあります。

僕はこの本を読んで、これからの生き方をもう一度考え直すことにしました。これまで通り監査法人に全ての時間を割いてよいのか。それ以外に何かやるべきことはないのか、

それにしてもこの著者、会社を通して複数のサービスを提供しているのにも関わらず、ここまでの内容の本をいつ書く時間があったのでしょうか。同じ人間とは思えない生産性の違いを見せつけられた気分です。これは悔しいですね。

今の世界がどのようになっているかが知りたい人、Youtuberなどのトレンドが何となく不気味で許せない人、ビットコインなどの単語は知っているが自分には関係ないと思っている人、などなど、この本は幅広い人に対してお勧めです。