この本は、職場の近くにある割と大きな書店でランキング上位に入っており、さらに「知的戦闘力」や「独学」という僕にとっては非常に気になる単語がちりばめられていたため購入しました。山口周さんによる「知的戦闘力を高める独学の技法」になります。

【内容】

費用対効果の高い独学を達成するために、どのように独学を行えばよいのかを指南する本です。「独学」と呼ばれる活動を「戦略」「インプット」「抽象化・構造化」そして「ストック」という側面に分類し、どのようにそれぞれを行えばよいのかという点について説明するものになっています。また、著者が独学するのに重要と考える分野をいくつかピックアップし、それぞれの分野におけるおすすめ本も記載されております。

【感想】

独学を始める前に読んでおきたかった、というのが正直な感想です。特に僕の場合、大学時代は講義の時間以外はほとんど図書館にこもって色々と独学をやってきたので、あの時間をこの本を読んだ後に過ごしていたらどのように変わっただろうか、と思います。もし、今やみくもに独学を続けている人は一度この本を手に取ってみてください。自分にとってどのような独学を行うことが最も費用対効果が高いのかを改めて考えるきっかけになると思います。

ただ、「自分はとにかく読みたい本を読んでいたいんだ」という読書が完全に趣味である人は、読む必要はありません。そのような読書は素晴らしいものですし、無理に読書を通して成長をするのが正しいとは言えないですから。ただ、少しでも読書(独学)を通して成長したい、出世したいという人は、まずはこの本を読んで戦略を立ててみる価値は十分にあると思います。

アマゾンなどにあるレビューを見ると、以前に書かれた著書と内容が似通っている部分もあるようですが、幸いなことに僕は今回が初めて読む本だったので、最初から最後まで新鮮な気持ちで読むことができました。

独学が勉強の中心になっている人には、おすすめです。