どうにかしてひげをそる時間を人生から駆逐したいUSCPAのお話。ゴリラ編その2。

「なんで僕はまだひげを毎日そっているんだ?」

冷静にふと疑問に思った。それもそのはず、僕は以前に湘南美容外科(以下、SBC)で合計7回(コース6回+1回)にもわたる壮絶なひげ脱毛を経験してきたのである。それも全ては朝に使える時間を少しでも増やし、人生単位で見るととてつもない時間をひげ脱毛により捻出可能だと考えたからこその決断だった。だが、いまだにひげは生え続け、毎朝僕はきっちりひげそりに時間を割いている。

確かに、事前の説明では脱毛の効果は人それぞれであり、6回程度で脱毛が完了する人もいれば、10回を超えてもまだひげが生えてくる人もいるということだった。どうやら僕は後者だったらしい。実に無念である。

「また、ひげ脱毛を再開するか」

ここまで来たからには、最後まで脱毛を完了させて時間を捻出したい。ただ、以前の僕の記事を読んでいただいた方には分かると思うが、ひげ脱毛は高くて痛いのである。それはもう本当に高くて痛い。「当院が採用している脱毛器具は痛くありません」と宣伝しているが、これは正直に言って嘘である。めちゃくちゃ痛い。この宣伝を事実ベースで伝えるのであれば「当院が採用している脱毛器具は(人が失神するのではないかと言われているレベルの痛みが発生する従来の器具と比較して多少は)痛くありません」ということである。ソースは僕の実体験。

それくらい痛い思いをする脱毛にも関わらず、少なくとも数万円以上は必要になるのである。完全に脱毛を終わらせるまでには数十万必要になる場合もある。つまり、ひげ脱毛というミッションを達成するためには尋常じゃない痛みを経験するためにとてつもない出費をするというドMな精神が必要となる。しかも、当時の僕は上にも書いた通り「これまで6回も脱毛してきたんだから、もったいないから最後までやりとげたい」という会計を勉強している人なら分かるであろうサンクコストの罠に見事にはまっていた。人間こんなものである。

しかし、SBCではコースが終了した人には再度コースを提供するということはせずに、1回につき1万2千円という費用を費やして脱毛を行うシステムとなっている(参考:ひげ脱毛記4)。7回の脱毛を経た後の自分のひげの具合を見てみると、これではいつまで脱毛を続けなければならないかが判断できない。仮にあと10回やる必要がある場合、なんと12万円も必要となるのだ。これでは大損してしまう。何としても一定金額を支払って無期限で脱毛が出来るクリニックを探す必要がある。

そんな状況下、「ひげ脱毛 無制限」で検索してみると、現在は無制限で脱毛してくれるクリニックは消滅してしまったらしい。さらに調べてみると、ゴリラクリニックがコース終了後に1回100円で脱毛してくれるというプランを用意しているようだ。

「これだ。」

早速カウンセリング予約と脱毛の予定を入れるために、希望日を入れて予約フォームを提出する。完璧である。これであと数万円支払って脱毛を完了することが出来る。

そう確信していた僕は、自分の甘さを痛感することになる。