ひげ脱毛記2:依頼先決定

ひげ脱毛してます(2017年1月時点で進行形)。その記録。

業者選びの件

前回、ひげそりにかける時間に驚愕を受けたのち、あっさりと脱毛を受ける決心をしたところまでは書いた(参考:ひげ脱毛記1:決断)。

そうと決まれば話は早い。次にすることはもちろん「業者はどこに依頼するか」ということだ。インターネットで軽くリサーチしたところ、ひげ脱毛を行っている会社はかなりあるらしい。ということで、いきなり面倒くさくなってしまった。日本という成熟した資本主義社会においては、結局どこに依頼しても結果は大きく変わらないと個人的には考えているからだ。ただ、極力何度も行く必要が無く、早く終わらせることが可能なところが良く、脱毛に関して痛くなければ更に良いという程度の考えだった。

「めんどい。やだ。調べたくない。もうやめようかな。」

完全にダメ人間の思考回路に陥っていたとき、偶然にも会社の飲み会が開催された。このとき、自分がひげ脱毛を考えていること、そして結局どこでやればいいかわからないので二の足を踏んでいることを話していた。すると、親切な女性会計士Aさんがこう言ったのである。

Aさん「あ、私も脱毛してるよ。友達紹介で安くできると思うよ。」

僕「すぐに紹介してください

評判や値段などを聞かずに即座に反応した。チャンスの女神は前髪しかなく、捕まえるためには迅速な動きが一番なのだ。何かの本にたしかそう書いてあったはずだ。それを瞬時に応用し、自身の迷いをぶった切ることにした。やはりビジネスマンに必要な能力は迅速な判断と大胆な行動力である。決して「安くできる」というポイントに惹かれたわけではない。親切かつ丁寧な仕事に定評がある女性会計士Aさんは、ビジネスだけでなくプライベートでも抜群のパス(しかも自分も脱毛をしているという開示まで行って!)を僕に回してくれたのである。さすがだ。今度何かおごろうと常々思っている。

業者決定

このような経緯を経て、僕がお世話になるのは「湘南美容外科」に決定した。インターネットで湘南美容外科を調べ、そこからカウンセリングと呼ばれるものを予約しようとした。必要情報を入力し、希望日を入れる。すると、相談内容の選択肢のひとつとして、「痛みが少ない脱毛:メディオスター」という文言を発見した。当初の選定条件に入っていた、できる限り痛くない脱毛を望んでいた僕にとっては、非常にありがたい選択肢だった。

「素晴らしい。」

迷わずメディアスターにチェックを入れ、送信を行った。これで、僕の脱毛が始まるのか・・・。そう思うと、若干緊張するのも事実だった。今まで長く付き合ってきたひげともサヨナラするのだ。ところが。

「申し訳ありません。その日はカウンセリングは満席です。そして、メディオスターを希望するのであれば、メディオスターが置いてある新宿本店での予約限定となるので、そちらでの予約をお願いします。」

実に冷酷なメールがきた(実際はもっと丁寧です)。なんと、人気がありすぎてカウンセリングも希望日には満席だというのだ。恐るべし、現代人の脱毛への需要。さらに、痛みが少ないメディオスターはまだ日本での導入台数が少なく、新宿本店に設置されているという。新宿は苦手なので、かなりのマイナスポイントである。しかし、内容説明が丁寧かつ、そのメールに代わりの日程もしっかりと打診されてある。今思うと、予約を入れようと必要情報をフォーマットに入力してから送信し、それに伴う返信メールを僕に対して送るのが早すぎる。さすがは数々の実績を残している美容外科である。即座に代替の日程に可能な時間帯かつ新宿本店に場所を変更する旨の了承を入力し、返信する。その後、また迅速な速度で時間を変更し、新宿本店でのカウンセリング予約が終了した。圧倒的な効率性だ。

ちなみに、この日から僕のパソコンではインターネットを見るときの広告の大半が湘南美容外科のものになったすでに予約してあるというのに何をやっているんだ。しかし、これは仮に予約していない人がいれば「まぁ、一回くらい話を聞いてみるか。」となりうるものである。まさに圧倒的なマーケティング力である。湘南美容外科恐るべし。

当日

ここは素直にいこう。道に迷った。僕は自他ともに認める極度の方向音痴なのだ。新宿本店は新宿西口駅付近にあるらしく、湘南美容外科のホームページには写真が何枚もついためちゃくちゃ丁寧な案内があるので、普通の人であれば問題なくたどり着けるはずである。ちなみに僕が「新宿怖い」と思いながら、やっとの思いで出た改札口は「東口」だった。しかしながら、1時間前には到着できるように時間に余裕をもって家を出ていたので、何とかカウンセリングの時間に間に合った。自身の弱みを正確に把握しておかなければできない対処法である(本来は1時間くらいカフェで本でも読もうと、金融の本を持ってかなり早めに家を出たのだが、その時間に助けられる形となった。新宿怖い。)。

何はともあれ、とうとうひげ脱毛の第一歩を踏み出すカウンセリングをうけることになったのである。というかカウンセリングを受けてからそのまま第1回目の脱毛が始まるので、この日が初めてのひげ脱毛体験となる。

では、次回はいよいよ脱毛を受けることについて書いていきたいと思う。

次の記事:ひげ脱毛記3:そして脱毛へ・・・

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