異端のすすめ

「はじめに」そして「目次」を読んだだけで、これは橋下氏にしか書けない本だと分かった。読んだ後でもこの感想は変わらなかった。やはり、普通に生きているだけでは会えないような人と、ある意味「対話ができる」という点において本ほど費用対効果が優れたものはこの世に存在しないと再確認させてくれた。

内容としては、世の中を生きていく上で「こうしておく方が良いよ」ということを、橋下氏が自らの人生を振り返ってアドバイスしてくれるものになっている。自己啓発本の一種と言えるかもしれない。では、そのアドバイスをお金を払って聞く(読む)価値があるのかというと、「あるに決まっている」と僕は思うわけだ。このサイトを見てくれている人は橋下氏のことを知っているとは思うけど、詳しく知らない人はググってみることをおすすめする。いや、さすがにいないか。そんな橋下氏からアドバイスをもらえるのだとしたら、この値段はあまりにも破格だと言える。

ちなみに、この本に書いている内容は、僕の人生経験から振り返ると「異端」ではなくむしろ「王道」と言える。ただ、その王道をきっちり実行できる人があまりにも稀有なので、出来る人が「異端」という皮肉なことになっているのだと思う。ほんの少しでもこの本の内容を実際に行動に移すことが出来れば、他人との差別化を図ることができるだろう。

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