USCPAの年収について、できる限り具体的な金額を公開します。

USCPAの年収について

今回は、USCPAに興味はあるけど、実際に取得して金銭面でのメリットはあるのか、露骨に言うと年収アップは望めるのかという点について書いていきます。タイトルを見ていただけるとわかるように、直球です。僕が知る限りのUSCPAの年収サンプルを公開してきます。

注意点として、今回公開するUSCPAの年収は僕が知る限りのサンプルを集めたものになりますので、あくまでこういうUSCPAの人がいますよ、といういくつかの具体例としてお考えください。もう一つの留意点として、下記の情報は僕が確認した時点の情報のため、常にアップデートされているとわけではないということをご留意ください。では、いってみましょう。

USCPAの年収を公開

・1人目
社会人歴:2年程度
業種:メーカー
年収350万程度

・2人目
社会人歴:3年程度
業種:IT
年収:430万程度

・3人目
社会人歴:5年程度
業種:監査法人
年収:550万程度

・4人目
社会人歴:5年程度
業種:IT
年収:450万程度

・5人目
社会人歴:13年程度
業種:監査法人
年収:1000~1100万程度

・6人目
社会人歴:6年程度
業種:監査法人
年収450万程度

・7人目
社会人歴:12年程度
業種:監査法人
年収:1000~1100万程度

・8人目
社会人歴:9年程度
業種:監査法人
年収:残業により1000万いくか

・9人目
社会人歴:20年程度
業種:監査法人
年収:1200万以上

・10人目
社会人歴:15年程度
業種:監査法人
年収:1000万程度

・11人目
社会人歴:20年程度
業種:銀行
年収:1000万程度

・12人目
社会人歴:3年程度
業種:外資メーカー
年収:400万程度

・13人目
社会人歴:14年程度
業種:外資ベンチャー
年収:1500万~

・14人目
社会人歴:6年目
業種:監査法人
年収:650万程度

・15人目
社会人歴:8年目
業種:監査法人
年収:750万程度

・16人目
社会人歴:12年目
業種:監査法人
年収:1200万程度

・17人目
社会人歴:10年目
業種:監査法人
年収:750万程度

・18人目
社会人歴:10年目
業種:監査法人
年収:800万程度

以上となります。やはりサンプルとして僕が所属している、かつUSCPAが多く在籍している監査法人からが多くなります。年収の金額としては監査法人の方が比較的高めですね。監査法人は福利厚生が少ない分、メーカーや他の業種と比べて高給取りになる傾向にあります。ただ、こちらの情報は転職回数や転職してからの経験年数ではなく、あくまでも社会人として何年目なのかということしか書いていないので、絶対にこのような結果になるとは言えないので注意してください。

僕が今まで転職エージェントや登録した転職サイトからのオファーを考慮すると、下は300万円程度から、上は1200万円程度まで年収の幅があったように思います。平均年収としては400万円~600万円というところでしょうか。もちろん社会人経験を積めば積むほど、高年収のオファーが届けられるようになりました。

また、Big4などの監査法人や税理士法人では日本の会計士や税理士とほぼ同じ給与テーブルに乗ることになると思います。逆に、そこまで有名ではない税理士法人などからは、年収を高めにしてUSCPAを引っ張ってこようとしているところが数社ある印象でした。

監査法人の年収について

ちなみに監査法人の年収についてですが、残業のほとんどが認められた場合、一気に年収が上がることになります。つまり、自分が関与するクライアント先と上司の裁量で大きく変化します。予算が厳しいジョブになると、きっちりと残業代をつけることが難しくなるかもしれませんし、上司が優しければ問題なく申請できるかもしれません。監査法人にいる会計士は、繁忙期にひたすら残業してお金を貯めまくり、閑散期に有休を使って旅行するというのが一つのパターンになっていますね。

また、上述しましたが監査法人において日本の公認会計士とUSCPAで年収に大きく差がつけられているという話はあまり聞いたことがありません。色んなBig4勤務(退職者含む)の人に聞いてみても、露骨な差はないという認識でよさそうです。USCPAでマネージャーやそれ以上のクラスの人も普通にいますし、昇進に不利というわけでもなさそうです。※監査の現場では違う可能性もあります。僕が所属している監査法人では同等といっても全く問題ない待遇です。

残業が認められればUSCPAでも入所後すぐにでも500万以上は行くと思いますし、職階が一つ上がれば残業次第で700~800万程度、全力で残業すれば1000万を狙えるレベルになるのではないでしょうか。

結論:USCPAはコスパ抜群

ここまで書いてきて冷静に思ったのですが、USCPAのコストパフォーマンスは今のところ資格の中でダントツで良い部類に入るのではないでしょうか。効率的に勉強することが出来れば数十万円もかからずに合格することが出来ますし、その難易度も仕事を辞めて取り組むレベルではなく、仕事をしながらでも努力すれば合格できるレベルです(参考:USCPAの難易度)。また、勉強するだけで英語力も手に入れることができます(リーディングに特化してますが)。

USCPAを取得し、監査法人に入れば最難関資格である日本の会計士とほぼ同じ待遇になりますし、日本の公認会計士は独占業務が与えられていることに加えて、お金さえ払って登録すれば税理士業務も行うことが可能になるので、監査法人に入って実務経験を積んだ後にいずれは辞めて独立する可能性が高いのです。それに比べてUSCPAであれば、独立という要素がそこまで大きくないので監査法人にも長く勤務していく可能性が高いですし、長く勤務することによって経験を積み昇進してさらに年収が上がるという循環もあり得ます。

仮に監査法人に入ることが無くても、グローバルな企業(海外展開するということは必然的にある程度の規模以上の企業になります)からの需要が大きいですし、そのような企業は大抵年収や福利厚生が充実しています。経理の海外部門として採用されれば、将来的には現地への赴任も考えられます。現地の赴任に際して海外手当が出ればさらに年収アップを望むことが出来ます。※もちろん会社によって待遇は全然違うので、事前のリサーチは必須になります。

ネット上には「USCPAは使えない」という情報も当然ありますが、だったら「USCPAを欲している」ところに目を向ければ良いのです。大抵USCPAを必要としているところは年収が高いことが多いので、満足する結果を得られると思います。

以上、USCPAの年収についてでした。