米国公認会計士(USCPA)に合格し、Big4監査法人で働いてます。USCPA情報をメインにリアルな情報を書いていきたいです。

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問題集の使い方

米国公認会計士(USCPA)の勉強対策について、今回は問題集の使い方について書いていきたいと思います。USCPA試験の対策で最も重要となるのが、この問題集を解くことになるのですが、その問題集を解く姿勢や進め方について書いていきます。

問題集を解く姿勢

問題文を読むとき

問題文を読んでいくときは、「その問題が試しているのはどの分野のどのトピックについてなのか」を考えながら読む必要があります。これを念頭に置きながら問題文を読むようにしていると、実力がつくにしたがって問題文を読み始めてすぐに「どの分野の何のトピックか」がわかるようにしなり、自然とそれに対する解答方法も頭に浮かぶことになります。ただ、問題の途中で選択肢を見て、予想される答えを選択するのは危険です。どれだけ自分の考えに自信があっても、とにかく問題文は最後まで読むようにしましょう。

選択肢を選ぶとき

解答の選択肢を選ぶ際は、「どうしてその選択肢が正解なのか」を理解していることを確認しながら解答しましょう。「この問題の正解はAだ。なぜならこの問題は○○の分野を聞いていて、その答えは○○の方法で導かれるからだ」といった具合に、人にも説明できるような状態であればベストです。「この問題は答えはA」で次の問題に進んでしまうと、理解を深めることが出来ません。何度も解くので面倒ですが、解答する際には理由も付け加えて答える、これを繰り返すと問題に対する解答の瞬発力を鍛えることになります。

また、「他の選択肢がどうして間違っているのか」を考えながら解答できればさらに理解を深めることができます。問題集の解説には、基本的に「その問題への解答と、他の選択肢がなぜ間違いか」について書いています。これに倣って、なぜ他の選択肢が間違いなのかを意識しながら解答すると、その分野への理解力をグンと引き上げることができます。

慣れてきたら

問題集を何周も解いていると、次第に慣れが出てきます。上記のような問題の読み方、選択肢の選び方が自然とできるようになっていると思います。ある程度問題集に慣れてきたら、今度は下記のようなことを念頭において問題を解きます。

  1. 問題文のどの箇所がひっかけを狙っているか
  2. その問題にはこういう選択肢の方がひっかけやすい
  3. この問題文は○○すればもっと改善される

このように、自分で勝手に問題文と選択肢の改善点を考えていきます。問題集を何度も解いていくと「どうしてこの問題なのに○○の選択肢が入っていないのだろう。入っていたほうが間違いやすいのに」といった疑問がわいてきます。そのような問題をさらに良くする(つまり、受験生をさらに混乱させる)問題にするにはどうすれば良いかを考えながら問題を解いていきます。ここまでくれば、相当理解度が深まっていると言っても良いです。さらに、実際にそのような高度な問題がつ主題された際にも、既に脳内では出会ったことのある問題なので、難なく解答するすることが出来ます。

このように、問題はただ解くだけでなく、前のめりになって応用力をつけるように解いていきましょう。次に、問題集の進め方について書いていきます。

問題集の進め方

USCPAの問題集は、基本的に非常に分厚いです。その分厚さを前にどのように進めていけば良いか途方に暮れてしまうかもしれませんが、僕がどのように問題集を進めていったのかを書いていきたいと思います。ちなみに僕が使用していた問題集はBISKでした。

1周目

最初に解いていくときの話をします。以前「勉強方法について」で、4回目の講義を見終わった後に問題集を解き始めると言いましたが、講義を見終わった直後にその分野の問題を解き始めます。1周目なので、その分野の問題の最初から最後までをしっかりと解いていきます。今回は、1問を解答したら、すぐに答えと解説を確認します。次の問題の答えが目に入ってしまうかもしれませんが、気にせずに1問解答したらすぐにその答えと解説を全部読むということを繰り返します。

この方法で行くと非常に時間がかかってしまうことに加えて、問題集の1周目なので不正解を連発して萎えてしまいますが、誰でもここは時間がかかるし間違いだらけなので、気にせずに進めてください。ただ、解説は絶対にしっかり読んでください。自分がなぜ間違えたのかを理解してください。この作業で、USCPA試験はどのような問題が出題されるのか、問われやすい分野はどのようなものかということが無意識に頭に入ってきます。また、解説を読むことで自然とその分野の応用力が上がっていきます。解説を読まないと「ただの間違い」になってしまいます。

2周目

2周目も、1周目と同じように1問解答したあとすぐに答えと解説を確認します。2回目だから大丈夫だろうと思うかもしれませんが、ここでも信じられないくらい不正解を連発すると思います。気にする必要はありません。

2周目の際は、「自分で絶対の自信がある正解」の箇所の解説は軽く確認するくらいで大丈夫です。ただし、ほんの少しでも迷った問題や運で正解した問題、当然ですが間違えた問題などの解説はじっくりと読んでください。2周目は1周目と比べて少しだけ早いペースで終わらせることが出来ると思います。

3周目

3周目に関しても、1~2周目と同じように、1問解いたら答えと解説を確認する流れで進めます。2周目と同様に「自分で絶対の自信がある正解」の解説は軽く読む程度で構いません。もちろん、それ以外の解説はしっかりと読みましょう。

3周目では、間違えた問題と自信がない問題にチェックを入れておきます。そして、次の分野の問題を解く前に、チェックを入れた問題を全て解いておきます。例えば、チャプター1の範囲が流動資産、チャプター2の範囲が固定資産だとします(仮定です)。流動資産に関する講義をみた直後に、問題集のチャプター1の流動資産の箇所を最初から最後まで解きます。この際に、間違えたのが問3、7、13だったとします。

次の日に固定資産に関する講義を見ます。その直後に(もしくは講義前に)、前回間違えたチャプター1の問3,7,13を解くということです。そのあとに、チャプター2の問題を解いていきます。この方法は非常に時間がかかるように見えますが、人間の記憶力に与える影響としてはものすごいものがあります。気になる方は「エビングハウスの忘却曲線」などで調べてみてください。

4周目

4周目から、問題を最初から最後まで解いた後に、間違った問題や自信がない問題の解答を一気に問題と見比べる方式に変更しても問題ありません。もちろん不安な人はまだ1問ずつ解答と解説を確認しても大丈夫です。自信がある人は、正解の箇所の解説は簡単な問題であれば飛ばしても良いかもしれません。

今回も記憶があやふやな問題や間違った問題はチェックしておき、次のチャプターを解く日にその前に解くようにしましょう。

5周目

このころには、正答率は最初に比べると激的に改善していると思います。4周目の解き方と同じ解き方を行うと、一気に問題集を最初から最後まで解けるようになっているでしょう。このころから、選択問題だけでなくシミュレーションにも手を出しても良いかもしれません。

6周目以降

僕は科目によっては6周目以降も解くようにしていました。ただ5周目が終わった段階でテストを受けられるレベルにはなっていると思います。

まとめ

このような問題を解く姿勢と問題集の進め方で僕はUSCPA試験に全科目合格しました。全ての科目についてこのやりかたで合格できたので、ある程度の効果は見込めるものだと考えています。当時の僕のように、どのように問題集と向き合えば良いかわからない受験生に少しでも参考になれば幸いです。

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