週刊「会計基準」2019年1月28日~2月1日
2019年1月28日~2月1日の会計基準に関する主な動きは以下の通りとなります。
米国
1月28日
特に無し
1月29日
特に無し
1月30日
特に無し
1月31日
特に無し
2月1日
特に無し
日本
1月28日
特に無し
1月29日
企業会計基準委員会(ASBJ)がIASB Updateの和訳を公表(リンク)。こちらは先週に公表されたIASB Updateの和訳になります。IFRS第17号の「保険契約」の修正などが含まれます。
1月30日
女子公認会計士と女子高生によるトークイベントのご案内(リンク)。いや、別にこのイベント自体が重要だとは全く思わないのですが、気になる箇所があったのであえてピックアップしました。このイベントの案内に「ドレスコード:ピンク(ピンクのワンポイントを コーディネイトに取り入れてご参加ください!)」と記載があるのですが、なんですかこれ?集合写真でも撮ってインスタ映え(笑)を狙っているのかもしれませんが、女性=ピンクという発想が古い。日本公認会計士協会は古い考えの持ち主です、と内外に公表している神経には驚くべきものがありますが、この発想をした人がいて、それを承認した人がいる組織なのでしょう。ガッカリですね。
1月31日
金融庁が「企業内容等の開示に関する内閣府令」の改正案に対するパブリックコメントの結果等についてを公表(リンク)。改正の内容について個人的に気になったのは以下の箇所ですね。
監査役会等の活動状況、監査法人による継続監査期間、ネットワークファームに対する監査報酬等の開示を求めることとします
引用:金融庁HP
これで監査法人と監査クライアントの関係が少しでも流動的になれば良いのですが。
2月1日
ASBJが以下の2点のコメントを行いました。
・IFRS解釈指針委員会(IFRIC)が公表したアジェンダ決定案「IAS第23号『借入コスト』 一定期間にわたる建築物の移転」に対してコメントを公表(リンク)。
・IFRS解釈指針委員会(IFRIC)のアジェンダ決定案「IAS第38号『無形資産』 サプライヤーのアプリケーション・ソフトウェアに対する顧客のアクセス権」に対してコメントを公表(リンク)。
IFRS
1月28日
特に無し
1月29日
特に無し
1月30日
特に無し
1月31日
特に無し
2月1日
特に無し
今週の一言
この投稿を開始してから知ったのですが、ASBJって割と頑張ってIFRSに影響を与えようとしているのですね。今回は日本語版のコメントPDFへのリンクとしていますが、お時間がある人はぜひASBJの英語ページからコメントを見てみてください。ちゃんと英語でIFRICへコメントを送付しているのが見て取れます。