週刊「会計基準」2019年2月11日~2月15日
2019年2月11日~2月15日の会計基準に関する主な動きは以下の通りとなります。
米国
2月11日
特に無し
2月12日
特に無し
2月13日
SECが有限責任監査法人トーマツに対し、独立性に違反したとして200万ドルの罰金を課しました(リンク)。トーマツの従業員が監査クライアントである金融機関の口座に、一定の基準(FDIC等による保証金額。日本だと1000万円)を上回る預金を預けていたとのことです。まぁこれはMUFG Bankのことでしょうね。今時メガバンクに預金口座を作成して大金を預けるなんて、コメントに困りますね。
2月14日
特に無し
2月15日
FASBが「企業結合(TOPIC805)顧客との契約からの収益-引受負債の認識」の案を公表しました(リンク)。
日本
2月11日
特に無し
2月12日
特に無し
2月13日
特に無し
2月14日
特に無し
2月15日
特に無し
IFRS
2月11日
IASBがFebruary IASB Updateの公表及びワークプランを更新しました(リンク)。今回のIASB UpdateにはIFRS 17「保険契約」の修正、中小企業向けIFRSのレビュー及びUpdateなどが含まれます。
2月12日
特に無し
2月13日
特に無し
2月14日
特に無し
2月15日
特に無し
今週の一言
会計基準とは関係ありませんが、監査法人というのは多数の規制によりガチガチに固められている業界でもあります。クライアントの預金口座に余分なお金を入れておいては独立性に問題があるなんて、冷静に考えたら厳しすぎますね。もちろん株式投資も制限されています。正直、株式市場に投資する経験がなければ、自分の仕事がどの程度世の中の役に立っているかを感じることが難しいと思うのですが。