習慣化する方法(自分の場合)
皆さんは、「やりたいこと」ではなく、「やったことが良いこと」、「やるべきこと」を習慣化するのは得意でしょうか。いきなり自分語りで申し訳ないですが、私は成人するくらいまでは何かに本気で取り組んだことが人生で一度もなく、大学に入るための浪人生活が、何かに自分が当時出せる(持てる、じゃないのがミソ)全力をぶつける経験だったと思います。そして、そこから少しずつやるべきことを習慣化する方法を身に着けていったように思います。
ただ、そんな習慣化も社会人になって時間が無くなると一気に能力が落ち、社会人となってからはなんやかんや「やるべきだ」と思ったことでこれまで続いてきたことはほぼありませんでした。悲しいね。
気付き
そんな状況下、最近になってようやくまた「やるべき」で継続できているものがいくつか出てきました。明らかに人生にインパクトを与えるであろう劇的な変化、かつ十数年ぶりの変化に私自身が驚いています。この現象は自分の人生のためにも正確に把握しておかなければならないと思い、色々と分析してみたのですが、どうやらかなり現実的な結果に落ち着きそうです。
結論
習慣化に必要なのは”お金”
かなり考えてみたのですが、社会人になってから私の習慣化に成功している事例を全て振り返ると、身もふたもないですが、物事を継続して習慣化する方法は「お金を払う」というものになりました。
習慣化に成功した事例
お金を払えば習慣化に成功したということですが、これまでに習慣化に成功してきたものと、失敗例を踏まていくつか事例を出して説明します。
事例1:ジム
今年に入って、自身の肉体を老人になっても思った通りに動かすためにジムに通い始めました。よっぽどのことが無い限り、平日は毎日ジムに通うことにしています。すでにジムに通い始めて数か月たっていますが、これに関しては自分で言うのもなんですが確実に習慣化に成功していると思います。ジムにおいてある器具を使用することはほとんどなく、いつも自重トレーニングをしています。
実はこの「筋トレの継続」に関しては苦い経験を持っています。社会人になってから「筋トレしよう」と思って始めた回数は10回は超えています。そのいずれも長く続きませんでした。最初にも書きましたが目的は「自分の身体を思った通りに動かす」ことなので自重トレーニングを中心に行っていたのですが、何故かわかりませんが絶対に続かなかったのです。
それがジムに通い始めてから今まで挫折してきたペース以上の筋トレを毎日続けることが出来ています。一時期風邪気味になりピンチでしたが、筋トレからストレッチ中心のメニューに切り替えて難を逃れることにも成功しました。クッソ忙しい時期でも毎日通えているので、毎月の金額を払ってジムに通うのは大成功していると思います。
事例2:ゴルフ
私の友人の一人に、自分の人生を真剣に捉える人物がいて超尊敬しているのですが、そいつ曰く「社会人になってからも友人であり続けるためには共通の趣味でつながる必要がある。そして話をする機会が一番作れるうえにビジネスにも役立つのはゴルフである。ということでお前もやれ。」と私に熱弁してきて、強制的にゴルフを始めることになりました。これが数年前の話です。
ところが私はゴルフが良い機会であることは理解できるのですが、どうもセンスが無く、右側に飛ばしてボールを失う名人と化していたのです。コースに行くたびに「次のコースではキッチリ回れるように練習続けよう!」と思い、何度か打ちっぱなしに練習に行ってその内行かなくなるということを数年間繰り返してきました。要するに習慣化せずに挫折し続けてきたわけです。
そんな中、インドアゴルフという、毎月お金を払うことで予約した時間は練習できるシステムがあることを発見しました。「いつでも予約OKと言いながら予約画面で予約いっぱいで全然予約が取れない」という状況を恐れていたのですが、体験予約で予約画面を見せてもらうと、問題なく予約が取れそうなことが判明し、さっそく契約することにしました。
そこから数か月たちますが、すでにこの数か月での練習量はこれまでの数年間の練習量を超えています。正直まだ上手くなっているという実感はあまりありませんが、少なくとも失態をさらし続けた数年間とは違いが出始めているのを認識しています。というかゴルフの練習が何か月も続いているという事実に私自身が驚いています。
事例3:USCPA(番外編)
今振り返ると、社会人になって最初にやるべきことを習慣化できたのはUSCPAの勉強だと思います。これに関しても最初は市販の教材でコツコツやっていこうと思っていたのですが、思い切って予備校に申し込んだことがキッカケで爆発的に1日の勉強量が増えることになりました。当時のカード払いの上限金額を解放し、10回払い(もしくは12回払い)で何とか支払ったのを覚えています。やはり習慣は人生を変えるパワーを持っていますね。
まとめ
要するに、私の場合は習慣化したい場合はお金を支払うことでそれをやるしっかりした体制を整えると、習慣化しやすくなるということがわかりました。「せっかくお金を払っているのだから、その分やらないと損」という気持ちが働くのかもしれません。
また、そのお金に関しては一回でドカッと払うのではなく、サブスクリプションのように毎月支払うタイプの支払いが私には向いていると思います。過去にUSCPAのライセンスを取得した後に、次の資格として「簿記1級」の講座に申し込んだことがあるのですが、その予備校代は一括で支払ってしまったので、なぜかやる気にならずほぼ手を付けないまま挫折してしまいました。
上記でも書きましたが、やるべきことに取り組むことを習慣化できれば、長期的にみて人生に劇的なインパクトを与えることが可能です。だからこそ誰にでも出来ることではないし、出来たときのメリットは計り知れません。皆さんも自分に合った習慣化の方法を見つけ出し、人生をよりよくしていきましょう。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。