週刊「会計基準」2019年3月4日~3月8日
2019年3月4日~3月8日の会計基準に関する主な動きは以下の通りとなります。
米国
3月4日
FASBがASU案「報酬:株式報酬(Topic 718)」及び「顧客との契約から生じる収益(Topic606)の改善」を公表しました(リンク)。この会計基準アップデート案に対するコメント期限は4月18日となります。
3月5日
FASBが「リース会計」を改善するASUを公表しました(リンク)。本ASUにおいて、以下の3点が明確化されました。
- 原資産の公正価値の決定方法(製造業者又は販売会社以外の貸手)
- セールスタイプリースと直接金融リースのキャッシュ・フロー計算書における表示
- 新基準への移行に伴う開示(会計上の変更及び誤謬の訂正に関して)
3月6日
FASBがASUの改善「エンターテインメント:映画-その他資産-映画費用(Subtopic 926-20)」及び「エンターテインメント:ブロードキャスター-無形資産-のれん及びその他(Subtopic 920-350)」を公表しました(リンク)。
3月7日
特に無し
3月8日
特に無し
日本
3月4日
IOSCO(証券監督者国際機構)が1月18日に公表した最終報告書「企業のESG情報の開示に関するIOSCO声明」に対して、金融庁が概要を作成しました(リンク)。
3月5日
特に無し
3月6日
ASBJが改正「中小企業の会計に関する指針」を公表しました(リンク)。
3月7日
特に無し
3月8日
金融庁が、英訳した有価証券報告書を自社ウェブサイト上に掲載している企業の一覧表を公表しました(リンク)。
IFRS
3月4日
特に無し
3月5日
特に無し
3月6日
特に無し
3月7日
特に無し
3月8日
特に無し
今週の一言
今週は米国において様々な動きがありました。特にリース会計についてはグローバルで動きが活発となっていますね。