やってみたいことがある君へ
やりたいことがある、でもいまいち踏ん切りがつかない。子供のころからの夢がある、でも今更そんなことやったところでと思っている人へ。
今回の内容は結局自分にも突き刺さってしまうので書くか迷ったのですが、どうせなら自虐も含めて書いてしまおうと思います。
ちょっと今回は乱文になると思います。いつも通りだって?それは言わないお約束ですねぇ。
私はこれまでやりたいことをずっと探してきたのですが、とうとう自分がやりたいことはわからずこの年齢まで来てしまいました。さらに監査法人での勤務を続けながらコソコソとやりたいことに本気で向き合わなかったため、今となっては捨てるには惜しい中途半端な成功というものにからめとられ、大胆に動くことが難しくなりました。
もちろん、USCPAを取得して監査法人に転職したという選択肢は全く間違ったと思っていませんし、後悔もしていません。ただ、よく自己啓発系の本に書いているような「給料が無くてもやりたい。目が覚めてから寝るまでやっていて楽しい、疲れない」みたいなウキウキなものではないという感じです。本当にそんな仕事あるのかという気もしますが。
なので、もしこの記事を見てやりたいことがある人は、心の底から羨ましいですし、「やりたいこと」という私からすると超貴重なものを持っている人としてその道を追求してほしいと真剣に願います。今回はそのメッセージを伝えたいがためにこの記事を書いているということであります。
ただ、特に若い間は周囲の雑音と、さらに自ら経験しましたが自分の心の中にある雑音が本当に影響力を持っているので、やりたいことに突き進む踏ん切りがつかないことも理解できます。そして私の場合、その雑音のメインキャラクターが「お金」「周囲の目」の2台巨頭でした。それぞれについて、プチ成功した身分として今振り返るとどうなのかということを簡単に書いていこうと思います。
お金
サラリーマンの目指すべき年収1000万円を超えて思いましたが、やはりお金の力はある程度強いと思います。お金があると買いたいものは基本的に買えるようになりますし、「お金が無いからできない」というものが少しずつなくなっていくのは不思議な経験でした。
ただ、お金に関しては工夫次第で何とか生活できると思いますし。思い返すと少ない手取りの中でなんとかやりくりしながら生活を工夫していた時代もあれは極限を追求しているみたいで楽しかったです。そのときの節約術は記事にしてるのでぜひご覧ください。
そのため、もしやりたいことがあるけど、稼ぎが上手くいくかわからないから怖いという人は、お金に関しては工夫すれば何とかなると伝えたいですね。
周囲の目
特に大学生の就職活動に当てはまると思いますが、やはり誰がどの企業に入ったかという周囲の目はかなり強烈に影響すると思います。私も当時は「就職偏差値」というサイトを見て、出来る限り偏差値が高い企業に入ろうとしていましたし、ベンチャーや中小企業は見向きもしませんでした。心のどこかで「あんなに勉強してたのにそんな会社に入るんだ」と思われたくなかったのかもしれません。要するに自分の本当の軸がなかったわけですね。
今振り返るとどうでしょうか。社会人になってから少しずつ連絡を取る友人が少なくなってきて、現在の私は1年で数回ゴルフに行く友人が少しいるだけになりました。あれほど気にしていた周囲の目が、普通に消え去ったわけです。一体私は何を気にしていたのでしょうか。もしあなたがやりたいことはあるけど、周囲の目を気にして躊躇しているとすれば、確実にその目は無くなるので、自分の信じるものに突き進んでほしいと思います。
そう思うと私の友人の1人で、どうしても本に関わる仕事がしたくて、出版社を大手から受け続けることによりお祈りメールが続き、いよいよ悟りを開きそうなほどお祈りされた後に小さい出版社から内定を得た人がいるのですが、いまも元気に楽しそうにその会社で仕事をしています。当時はその人のことを考えて「出版以外も見た方がよいんじゃない?」と本気でアドバイスしていたのですが、今思うと完全に余計なお世話ですし、本当に自分軸を持っていたんだなぁと尊敬します。
最後に
急にしんみりした記事をぶち込んでしまいましたが、特に病んだり酔っているわけではありません。そういえば結局やりたいことって見つからなかったなぁと思う反面、まだこれからも探し続けてみるか、と決意を新たにしたので、もしやりたいことがある人が迷っていれば1ミリでも背中を押せたらなと思い今回の記事になりました。
私も、これからも少しずつですが足掻いていきたいと思います。最近になってブログの更新頻度が上がったのも、不動産投資関連の記事が増えたのも、最後までやりたいことを探し続けたいという気持ちがあるからです。やりたいことがある人、探している人、すでにその道へ突き進んでいる人、お互いに頑張りましょう。