米国公認会計士(USCPA)の情報について、今回は東京の試験会場について書いていきたいと思います。僕が受験した試験会場はハワイ大阪だけだったのですが、このようなサイトをやっているのであれば一番需要が大きいであろう東京会場の情報が無いのはダメだろうということで、自らの足で調査してきました。お役に立てれば幸いです。

東京試験会場の基礎情報

東京試験会場の基本的な情報を記載します。

場所

http://www.prometric-jp.com/access/jp/map_08.html
東京:御茶ノ水試験会場
住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア5F

上記は2017年9月の情報になります。こちらのHPを見ると「米国公認管理会計士」との記載がありますが、米国公認会計士の試験もやっております。これは不安になる方もいると思い、直接受付の人に確認しましたので間違いありません。※最近情報は念のため確認しておいてください。そちらの方が安全です。

行きかた

電車で行く人は御茶ノ水駅で下車すれば問題ないと思います。ただ、御茶ノ水駅はJR御茶ノ水駅と千代田線の新御茶ノ水駅があるので、そこは混同しないようにしましょう(出口さえ気を付ければほぼ変わりませんが)。JRの場合は聖橋口改札から、千代田線の場合はB1又はB2出口から出るようにしてください。それだけで試験会場からかなり近くに出ることが可能です。

こちらがJR聖橋口から出た直後の風景です。目の前に見えているのか千代田線のB1地上出口だと思います。念のため人々には黒くスプレー処理(モザイクのやり方がわかりませんでした)していますが、まずかったら教えていただければ幸いです。この写真の奥に高い建物が2つあると思いますが、この左側が試験会場になります。

試験会場に向かって歩くとこのような看板があります。それまでに小さい横断歩道を一つ渡りますが、迷うことは無いと思います。次は試験会場の建物を見てみます。

先ほどの看板から視線を右にやると、このような巨大な建物が目に入ります。これが試験会場です。この建物には入口が2つあるのですが、この画面で見て右側の入口になります(赤丸で囲っています)。入口の上にアカデミアと書かれた方が会場側の入り口です。1Fにカフェがあるので予め早めに行き、そこで勉強しておくのもありかもしれません。奥まで進むとエレベーターがあるので、プロメトリックセンターがある5Fを選択します。そこでプロメトリックセンターの受付があるので、受付してからいざ受験となります。頑張ってください。

※実は内部の写真もあったのですが、受付の人に写真を撮って良いか確認したところ、ご遠慮くださいとのことでしたので全て消してしまいました。

テストセンター設備

実は試験会場の中まで入るには受験者である必要があるのですが、僕は過去にこちらの会場でSPIと呼ばれるテストをパソコンで受けたことがあります。TOEFLの試験だったかな。とにかく、実はこちらの会場には内部まで入ったことがあるので、その時の記憶をベースに設備を書いてみます。最新の情報でないことだけはご了承ください。こちらは大阪会場と同じく、ハワイの受験会場のロッカーと比べて大きいロッカーを使用可能です。ロッカーには鍵が施錠可能で、試験時に貴重品はこのロッカーを使用することになります。スタッフは日本人です。また、お手洗いは自由に使用可能です。

テストセンターの雰囲気

SPIやTOEFLを受験したときに、雰囲気は良いとか悪いとかの印象を持たなかったように思います。つまり普通ですね。室温は暑くも寒くもなかったように思います。今回調査したときは受付までしか入れませんでしたが、不快な室温ではありませんでした。

センター周辺環境

先ほど書きましたが、ビルの1Fにカフェがありますし、試験会場があるソラシティにはコンビニもあります。しかもベンチやテーブルもあるので、わざわざカフェに入らなくてもそこで勉強することも可能です(ただし、野外です)。あまり長居はできませんでしたが、個人的にはソラシティがお気に入りの環境でした。僕が東京住んでいたら確実にここでの受験を希望します。試験会場近くにコンビニとカフェがあるのは非常に助かります。その点、ハワイ受験では結構苦労しました。

テスト用パソコン

こちらもハワイと同じく、普通のデスクトップのパソコンが用意されています。ただ、日本の試験会場ですが、用意されているキーボードはアメリカ基準の配列だったと思います。記述問題があるBECの受験生は注意が必要です。

注意点

僕が受験したときの話ですが、USCPAの試験は皆で「よーい、はじめ」という試験ではなく、最初に受け付けた順に試験会場のパソコン室にいくことになります。つまり、最初に入った人は後からどんどん人が入ってくるため、気が散る可能性があります。集中していればどうってことないですが、少しでも気になる人は入る時間帯を気にしたほうが良いかもしれません。逆に、BECの場合、記述問題は後半にあるため、早めに入っておかないとタイピングの音が後半に聞こえまくるという可能性もあります。このあたりは運としか言えないですね。

その他の情報

その他の情報として、持ち物や服装について記載します。

持ち物

東京試験会場に持っていく持ち物ですが、最低限以下のものは必要になります。

  • NTS
  • NTSに書いてある身分証
  • テストセンター予約完了のメールをプリントしたもの
  • お金

持ち物情報はNTSに記載されているものを確認してほしいのですが、僕のときはこれくらいだったと思います。試験会場にはロッカーがあるため、勉強道具も持っていき、早めに試験会場付近まで来ておいて、カフェなどで勉強しているのもアリだと思います。満席リスクはありますが。方向音痴だという人は予め地図を印刷しておくと楽です。ただ、改札口を間違えなければ問題ないと思います。

服装

全ての試験会場に言えることですが、そのときの日本の気候に合わせた服装で行けば良いと思います。ただ、体感温度は人それぞれ違うので、試験会場内部が寒い(又は暑い)場合に備えて、温度調節が可能な服装の組み合わせをしていくのが無難だと思います。