「最高の体調」読んだ

結論から書きます。もし、あなたが「体調が何か良くない」「疲れが取れない」「なんとなく不調」「なぜか集中できない」という症状に悩んでいるのであれば、1秒も迷く事なく、今回紹介する本を購入して読んでみるのをおすすめします。

今回の本

さて、今回紹介したい本は鈴木祐さんによる「最高の体調」となります。

この本は、なんとなく体調がすぐれない、集中力が続かないといった不調を抱える人が、なぜそうなっているのか、そしてその状況を抜け出して最高の体調になるにはどうすればよいのかが書かれています。あらかじめ言っておくと、僕はこの本に対して「お、これは今日からでも使えるな」と思った箇所に付箋を貼っていったのですが、読み終わるころには「ハリネズミですか?」と思えるくらい大量の付箋を貼ることになりました。つまり、これまでの僕の生活はこの本に照らし合わせると控えめに言ってクソだったというわけです。自分の社会人になってからの生活習慣を冷静に振り返ってみると「今日も僕の体調は完璧です(キリッ」となるわけないよなぁと我ながら思います。当然の結果として、常に微妙な疲れを抱えて生きるサラリーマン人生を堂々と生きてきました。さすがに今後もこの微妙な体調による生活が続くのは嫌なので、この本を読んでどうにかしようと思ったわけです。僕と同じような状況下でもがいている人は多いと僕は信じています。なんとなく体調がすぐれない人、とりあえずこの本を読んでみてください。

簡単に内容

この本ではまず、現代人が抱える上記のような「なんとなく調子が悪い状態」といった問題の大半は「文明病」が原因としています。文明病とは、近代社会の変化によって引き起こされる、現代に特有の病気や症状を意味します。文明病のわかりやい具体例として「肥満」があります。肥満は文明が発達した現代特有の病気だといえます。

簡単にいうと、急激に社会が文明化したのに対して、我々の肉体の進化が追いついておらず、にも関わらず身体は文明の力を存分に浴びているために体が不調を起こしているということです。我々の身体は原始人とそこまで大差がないのに、以下のような環境で生活しています。

  • 夜遅くまで輝く電気
  • コンクリートジャングル
  • スマホ、PC
  • ジャンクフード
  • 加工食品

上記は一例ですが、原始人にとっては全く未知のものたちになります。そういったものにさらされているので、身体のあるべき状態からかけ離れた環境で生活していることになり、当然不調になるというわけです。これが「文明病」ですね。そして、文明病を引きおこす主要な原因となっているものとして「炎症」と「不安」の2点があげられています。詳細については、著書をご覧ください。

さて、僕が自分の生活を振り返ったうえで、特に対策しなければならないと考えたのは「炎症」の方です。「不安」の方はというと、正直そこまで生きていて不安になることがなく(そういった人生になるように歩んできたということでもある)、自分の不調は炎症からきていると感じるためです。

そのため、今回は炎症に対して僕がとっている対策について書いていこうと思います。つまり、この本を読んだ結果、すでに僕の人生は変わり始めています。この変化が将来的に自分の体調を最高にするのかはまだ未知数ですが、これまでの人生の習慣を変えるきっかけになったのは素晴らしいことだと思っています。

生活習慣を変えた箇所

自分の意志の力で変えられる箇所から着手するのは習慣を作る鉄則です。本来であれば意志の力に頼らず「そうせざるを得ない」システムを構築するのが、習慣を変えるうえで最も効率が良いのですが、ここではその話は置いておきます。ただ、いきなり生活習慣のすべてを変えようと思ってもと相当難易度が高くなりますし、少しずつ習慣を変化させていき、最終的に望む姿になるのが合理的です。なので、まずは自分で比較的自由に何をするかを決められる「朝起きてからの時間」と「朝食」と「間食」について習慣を変更しました。

変更点1

起きてすぐに着替えて公園の散歩を開始。正直、これまでは起きてからダラダラとスマホを見て出社の準備時間がどんどん無くなるという生活でしたが(こういう人は多いと思います。スマホは本当に少しでも時間があるとついみてしまいます)、これを改めて、起きたらまずはジャージに着替えて近所の公園まで散歩しにいくようになりました。はっきり言って、この習慣は始めて本当に良かったと思います。朝の公園はほとんど人がおらず、自然たっぷりで歩いていて本当にすがすがしい気持ちになります。この習慣を始めようと思っただけでも、この本の値段の何倍も価値がありますね。

変更点2

これまで朝食と言えば「早い・安い・うまい」が3拍子揃った「菓子パン」一択の生活をしてきたのですが、この本に照らし合わせると菓子パンは1日のスタートしては最低な選択肢のようです。そこで、朝食をヨーグルト、チーズ、フルーツを中心としたものに変更し、気を緩めるときでも「フルーツグラノーラ」にとどめておき、菓子パンは手に取らないようにしました。菓子パンに比べると割高ではあるものの、将来的な身体への影響を考えると割安であると信じています。

変更点3

仕事の合間にお菓子を食べるのが最高に好きな人は多いと思います。僕も毎日のようにコンビニに行っては、そこのプライベートブランドのお菓子を購入して食べていました。何日かに分けて食べようと購入するものの、空けたら30分もしない間に中身がなくなっているという始末です。これも全然ダメみたいなので、とりあえずナッツ類へと間食を変更しています。ただ、いきなりすべての間食をナッツ類へ変更するのは難しいので、ナッツが多めに入ったチョコや、ドライフルーツとナッツ等から挑戦し、少しずつ習慣を変えています。

さて、この本は僕の生活に影響を与えた度合いでいくと相当トップ層に入ると思います。これまで読んだ本は数多いですが、ここまで「あ、自分の生活変えなきゃ」と思った本はこれまでありませんでした。皆さんも「なんか体調がすぐれないなぁ」とお悩みの場合、とりあえずこの本を手に取ることをお勧めします。僕が書いたこと以外にも実生活に使える内容が満載です。

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