米国公認会計士(USCPA)に合格し、Big4監査法人で働いてます。USCPA情報をメインにリアルな情報を記載。

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科目説明:AUD

AUDとは

今回は、USCPA試験の科目の1つであるAudit and Attestation、いわゆるAUDの具体的な説明を記載していきます。AUDは日本語でいう「監査及び証明業務」となります。出題範囲のメインは監査業務に関してですが、それに加えて他の証明業務や内部統制といった分野から、会計士としての倫理なども含まれています。会計や監査に携わらない人にとってはあまりなじみの無い分野になると思います。

試験の配点

配点は以下のようになっています。※新試験の配点が判明次第更新します。

  • 80%:Auditing & Attestation(監査と証明業務)
  • 20%:Professional responsibility(会計士としての責任)

ほとんどが監査や他の証明業務からの出題となっています。ただ会計士としての責任も科目全体の2割を占めるので、こちらも合格点を狙うにはきっちり勉強しておく必要があります(参考記事:捨てる分野について)。

AUD内容の詳細

AUDの出題内容をもう少し詳しく見ていきます。僕が使用していたUSCPAの問題集であるBISKから目次を持ってくると、以下のような分野で構成されています。

  1. Standards & Related Topics(監査基準と関係トピック)
  2. Planning(プランニング)
  3. Internal Control(内部統制)
  4. Evidence & Procedures(証拠と手続き)
  5. Audit Programs(監査プログラム)
  6. Audit Sampling(サンプリング)
  7. Auditing IT Systems(IT)
  8. Reports on Audited Financial Statements(報告書)
  9. Other Auditing Standards(その他監査基準)
  10. Other Types of Reports(その他報告書)
  11. Other Professional Services(その他プロフェッショナルサービス)
  12. Accountants’ Professional Responsibilities(会計士の倫理)

カッコ内は僕が勝手に翻訳しました。最後の12番のみ会計士の倫理の分野となっていて、他のすべてが監査と証明業務に含まれています。実は、監査は決まった手順で行われる業務になっており、上記の範囲はその各手順に沿った項目となっています。そのため、まずは監査がどのような手順で行われているのか、そしてそれはなぜなのかということをザックリと理解してから学習すると理解が楽になります。よく言われるのは、AUDは実際の監査業務を想像しながら問題を解くことにより理解度が深まるというものですが、僕もこれは事実だと思います。

試験時間

AUDの試験時間は4時間となり、非常に長い試験となります。普通にパソコンを4時間も凝視するのはしんどいですが、試験というプレッシャーの中でパソコンを4時間見続けるのは非常に苦痛なので、慣れていない人は集中力を維持するのが大変になります。可能であればスマホ等の問題集アプリをダウンロードして、勉強段階から少しずつ電子機器での試験の状況に慣れていきましょう。

出題形式

AUDは選択問題のテストレットとシミュレーションのテストレットで構成されています。問題数と配点は以下の通りとなります。

【選択問題】
36問×2テストレット:合計72問
配点:50%

【シミュレーション】
2~3問×3テストレット:合計8問
配点:50%

FARとREGとほとんど同じ構成になります。試験時間は4時間もありますが、選択問題1問につき2分も使用しているとシミュレーションに使える時間が半分程度になってしまうので、シミュレーション問題に時間をさけるようにするためには選択問題を素早く、かつ正確に解き続ける必要があります。平均して、選択問題1問につき90秒程度で正確に解答できるように練習問題の時点から意識しておいた方が良いと思います。

以上でAUDの科目説明を終わりたいと思います。

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