米国公認会計士(USCPA)に合格し、Big4監査法人で働いてます。USCPA情報をメインにリアルな情報を書いていきたいです。

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科目説明:BEC

今回は、米国公認会計士(USCPA)試験の科目の1つであるBusiness Environment and Concepts、略してBECの具体的な説明を記載したいと思います。

BECとは

BECとは日本語にすると「ビジネス環境及び諸概念」となります。直訳すると何の科目か分かりにくいですが、具体的な内容としては工業簿記、管理会計、原価計算、予算統制といった製造業で大切になってくる分野から、経済学やファイナンス、ITやコーポレートガバナンスといった分野も含まれてきます。

試験の配点&出題範囲

出題範囲と配点は以下のようになっています。下記は僕が使用した問題集であるBISKの内容を参考にしました。※こちらは旧試験のものであるため、新試験の内容が判明次第変更します。変わらない可能性が高いですが。

  1. Corporate Governance (コーポレートガバナンス):16~20%
  2. Economic Concepts (経済学):16~20%
  3. Financial Management (財務管理):19~23%
  4. Operation Management (オペレーション管理):12~16%
  5. Strategic Planning (戦略的計画):10~14%
  6. Information Technology (IT):15~19%

カッコ内は無理矢理翻訳したものになります。BECは様々な分野を含んでいるため、多岐にわたる分野にまんべんなく配点されているのがわかります。ただ、範囲は広くても問題は基礎的なものが多いので、苦手な分野を作らない、又は苦手な分野でも基礎の問題は解答できるレベルまで勉強することが重要となります。

試験時間

4時間になります。以前は3時間だったのですが、新試験になって4時間まで伸びました。旧試験の際はUSCPAの試験のシステム上、1日に2科目の受験を行うことも可能だったのですが、さすがに1日に2科目を受けるのはやめておいた方が無難です。今は不可能になったのかな?

出題形式

他の科目と違って、BECには記述問題があるという点で特徴的となっています。

【選択問題】
31問×2テストレット:合計62問
配点:50%

【シミュレーション問題】
2問×2テストレット:合計4問
配点:35%

【記述問題】
3問×1テストレット:合計3問
配点:15%

上記の問題数と配点となっています。スコアが75以上で合格となるため、記述問題を捨てれば良いと思うかもしれませんが、選択問題とシミュレーションで90%程度の正答率を出す必要があるのでお勧めできません。選択問題でも正答率を上げながら、記述問題でもしっかり何かを書いて点数を取った方が無難です(参考記事:捨てる分野について)。

※ちなみに僕が受験した当時は選択問題の配点が85%だったのですが、自分の中では選択問題は全問正解じゃないかという出来具合だったのですが、念のため記述問題も全力で取り組みました。結果としてスコアは合格点ぎりぎりでした(たしか76)。仮に記述問題を書いていなければ不合格だったと思うとゾッとします。

以上でBECの科目説明を終わりたいと思います。

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