米国公認会計士(USCPA)に合格し、Big4監査法人で働いてます。USCPA情報をメインにリアルな情報を記載。

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科目説明:BEC

BECとは

今回は、USCPA試験の科目の1つであるBusiness Environment and Concepts、いわゆるBECの具体的な説明を書いていきます。BECは日本語にすると「ビジネス環境及び諸概念」となります。直訳すると何の科目か分かりにくいですが、具体的な内容としては工業簿記、管理会計、原価計算、予算統制といった製造業で重要となる分野から、経済学やファイナンス、ITやコーポレートガバナンスといった分野も含まれます。

試験の配点&出題範囲

出題範囲と配点は以下のようになっています。こちらは僕が使用した問題集のBISKの内容を参考にしました。

  1. Corporate Governance (コーポレートガバナンス):22%
  2. Economics (経済学):22%
  3. Financial Management/Operation Management (財務・オペレーション管理):36%
  4. Information Systems (IT):20%

カッコ内は無理矢理翻訳したものなのでわかりにくいかもしれませんが、3は管理会計分野になります。BECは様々な分野を含んでいるのがわかりますね。ただ、受験した感想としては範囲は広くても問題は基礎的なものが多いので、苦手な分野を作らない、又は苦手な分野でも基礎の問題は解答できるレベルまで勉強することが重要と思います。

試験時間

BECの試験時間は4時間になります。以前は3時間だったのですが、新試験になって4時間まで伸びました。旧試験の際はUSCPA試験のシステム上、1日に2科目の受験を行うことも可能だったのですが、さすがに1日に2科目を受けるのはやめておいた方が無難です。さすがに1日4時間の試験を2回受けるのは8時間PCとにらめっこすることになるので、負担が大きいと思います。

出題形式

USCPA試験の他の科目と違って、BECには唯一、記述問題があるという点で特徴的となっています。問題数及び配点は以下のようになっています。

【選択問題】
31問×2テストレット:合計62問
配点:50%

【シミュレーション問題】
2問×2テストレット:合計4問
配点:35%

【記述問題】
3問×1テストレット:合計3問
配点:15%

スコアが75以上で合格となるため、記述問題は捨てても大丈夫と考える人がいるかもしれませんが、仮に記述問題を捨てたと仮定した場合、選択問題とシミュレーションで90%程度の正答率を出す必要があるのでお勧めできません。選択問題でも正答率を上げながら、記述問題でもしっかり何かを書いて点数を取った方が無難です(参考記事:捨てる分野について)。

※ちなみに僕が受験した当時は選択問題の配点が85%だったのですが、自分の中では選択問題は全問正解じゃないかという出来具合だったのですが、念のため記述問題も全力で取り組みました。結果としてスコアは合格点ぎりぎりでした(たしか76)。仮に記述問題を書いていなければ不合格だったと思うとゾッとします。

以上でBECの科目説明を終わりたいと思います。

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