米国公認会計士(USCPA)に合格し、Big4監査法人で働いてます。USCPA情報をメインにリアルな情報を書いていきたいです。

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USCPAとなるデメリット

このサイトはUSCPAに関する情報を「できる限り盛り込んでいこう」と開始したものです。そのため、やはりUSCPAを目指すことによるメリットだけでなく、デメリットも書いておかなければ閲覧者が客観的な判断が出来ないだろうということで、デメリットについても書いていきます。

USCPAとなるデメリット

僕がUSCPAになってから数年経ちますが、やはりUSCPAになって「全てが最高!」というわけではなく、ある程度のデメリットを感じることもありますので、そちらもしっかりと書いていこうと思います。

1. 継続教育

USCPAにライセンス登録を行うと、年間(又は数年間)で一定以上の単位を取得しなければならない「継続教育(CPE)」の対象となります。こちらは監査法人で働いていると、法人が行う必須研修がCPEの認定単位になることもあるため、そこまで苦労しないのですが、仮に事業法人で働いているとそのような研修がないため、単位取得が結構煩わしいことになります。僕もUSCPAになりたての頃は事業法人で働いていたため、業務が終わってから頑張ってCPEの要件を満たしていました。ちなみにCPEに関しては以下をご参照ください。CPEの業者やライセンス更新方法などの記事をまとめております。

参照記事:CPEについて

このCPEはUSCPAの質を落とさないためという目的があるため、非常に重要なものであることは間違いないのですが、やはり人間はサボってしまう生き物です。更新のギリギリになってから必死こいて勉強して、かなり時間がかかってしまうのが大多数の人だと思います(僕を含む)。一度資格を取得したら後はのんびりしたい、という人は向いていないかもしれません。※全科目合格の時点で止めておけば、名刺にUSCPAと記載はできませんが、継続教育を行う必要はありません。

2. 方向性が定まる

USCPAになると、当たり前の話ではありますが、ある程度人生の方向性が定まります。それは「会計分野」に近い業務に携わることになるということです。USCPAを取得したのに「営業をやっています」というのは割と珍しいことではないでしょうか。また、別の分野に目を向けにくいというのもデメリットになると思います。「せっかく頑張ってUSCPAになったんだから」と自分の中で考えてしまい、会計とは全く別の分野に踏み出す勇気が持ちにくくなります。

予備校などでは「USCPAを取得して会計の知識をベースに業務(会計以外の)に取り組めています。」といった記載を見るかもしれませんが、やはりUSCPAになった場合に圧倒的に多いのは「会計」「英語」に関わる業務です。転職のときも用意されるのは監査法人や税理士法人と「経理」「財務」「予算統制」「経営企画」などの本社での業務が大半です。

3. お金がかかる

USCPAを目指す場合、普通に高額な金額を支払う必要があります。ざっと見てみると

  • 予備校代(利用する場合)
  • 学歴審査代
  • 追加単位取得代
  • 受験代
  • 飛行機代(米国受験の場合)
  • ホテル代(受験地から遠い場合)
  • ライセンスサポート代
  • ライセンス登録代
  • CPE代
  • ライセンス更新代

などでしょうか。ライセンス登録しなければいくらかは節約できますが、それでも高額なものになるのは間違いありません。仮に日本受験が出来ない州での受験を選択した場合、航空券やホテル代なども余分にかかることになります。また、日本受験を行う場合は受験代が割高になります。一気に出費というわけではありませんが、ライセンス登録まで100万円はかかると考えておいた方が良いでしょう。

4. 勉強期間がかかる

USCPAは英語での試験ということもあり、日本人にとっての敷居は割と高いと思います。また、各科目についての出題範囲も普通に広いので、全てに合格しようと思うと相当な時間が必要となります。ちなみに僕はUSCPAの合格までの時間を1200時間と算定しています。

参考記事:USCPA合格に必要な勉強時間

もちろんこれ以上かかる人も入れば、もっと短い時間で合格できる人もいると思います。僕の知っている人で「3ヵ月間の勉強で、試験期間として1週間休みを取り、全科目1発合格した」という人がいます。昔の話とはいえ、すごすぎますね・・・。ただ、やはり全科目合格をしようと思えば、1年程度は勉強する必要がある資格だと思います。その時にこれまでの趣味や遊びを封印しなければならないという点は、デメリットになると思います。

まとめ

USCPAに関するデメリットをあげてきましたが、いかがだったでしょうか。やはり、お金と時間が必要というところが大きなデメリットになると思います。ただ、これらのデメリットはUSCPA特有のものではなく、日本でいう難関試験と呼ばれるものすべてに当てはまるデメリットだと思います。日本の公認会計士、弁護士に話を聞いてみると、これらの資格に必要となる継続教育や更新費用の方が厳しいのではという印象でした。やはり、資格試験を勉強するときには「自分がどうありたいか」ということをしっかりと考える必要がありますね。ちなみに、僕はUSCPAになったことを後悔はしていません。むしろコスパが良くて驚いています。取得にかかった費用も、1年で元をとることができました。

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