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受験までの手続き

今回は、米国公認会計士(USCPA)の受験に関して、受験までの手続きについて書いていきたいと思います。非常に多くの手続きが必要になるので、以下のような流れになるとイメージしてもらえればと思います。

まず、USCPAに関する全ての手続きにおいて言えることなのですが、海外とのやり取りが発生したりするので、思ったより時間がかかることがあります。全く先方より連絡がなかったり、郵便物が予定の日程より遅れたりといったことがまれに発生するようです。では、具体的に試験までの流れを見ていきたいと思います。

1.出願州を選択する

始めに、自分の現状に応じて、どの州に出願するかを決定します。会計やビジネス科目の単位数や実務経験、そしてライセンスが必要か否かなどが州を決定する際の判断基準になります。専門学校によっては、自分の単位取得状況を報告すれば単位がどの程度足りないのか、どの州にすればよいのかなどを相談に乗ってくれる学校もあるようです。

2.学歴審査を行う

こちらは、自分の現在の取得している単位と、自分が出願したい州の学歴要件の差を知るために行います。卒業した大学に連絡を取り、卒業証明書(英文)と成績証明書(英文)を取り寄せます。それらと手数料を、国際郵便でアメリカの学歴審査機関に郵送します。学歴審査機関は何種類か存在し、自分の出願する州が認めている学歴審査機関を利用しましょう。また、この結果が郵送で自分の家に届くのに時間がかかります。僕が利用したFACSという機関は、

Dear Applicant:
Your request for an evaluation was received on Month Day, Year.  The current processing time is 4-6 weeks from this date. If additional information is required, the evaluation staff will contact you. When the evaluation is completed, the original evaluation will be sent to the state you requested and a copy will be sent to you.

このような「書類を受領しました。郵送まで約4-6週間お待ちください」という親切なメールを送っていただいたのですが、この6週間後くらいに学歴審査の結果が届きました。日本だったからなのかもしれませんが、2か月もかからないくらいだったと記憶しています。そして届いた結果が以下になります。

gakurekisinsa

これはメイン州に出願する際に依頼した学歴審査なので、審査は4年制大学卒業と認められるかということしか見られていませんが、現在では単位も要件を満たしているかという点まで見られると思います。念のため、情報共有としてのせておきます。塗りつぶしているところは個人情報になります。

3.不足単位を取得

上記のような学歴審査を行った結果、まだ単位が足りないということになれば追加で単位を取得する必要があります。単位は専門学校経由で提携大学の単位認定試験を受けることになります。僕が受けた単位認定試験はUSCPAの本番より難しいものではなく、あっさりと最高の評価で数単位を取ることが出来ました。むしろGPAが上がってよかったと思っています。また、事前にどれくらい単位が不足しているかがわかる人は、上の学歴審査を行う前にしっかりと単位を取得しておき、十分に単位が揃ったと思った段階で学歴審査を行っても良いかもしれません。何度も学歴審査を行うと余分に費用がかかってしまいますので。

4.出願手続き

学歴審査機関から上記の画像のような問題がない旨の紙を受け取ったら、出願した州にも学歴審査の結果が届いていることになります。いよいよ出願手続きに入ります。州によって、オンラインで出願する場合もあれば、紙面で出願する場合もあります。州によって違うかもしれませんが、NASBAと呼ばれるオンライン出願フォームで出願します。アカウントを作成する必要があるので、このあたりは専門学校から具体的な手順が教えてもらえると思います。また、出願はオンラインで可能なのですが、それとは別途公証と呼ばれる手続きが必要な州があります。ワシントン州やアラスカ州では必要ないようですが、僕が出願したメイン州では必要でした。

公証手続き

これはアメリカ大使館で受けることができます。僕は有休を使って大使館まで行き、おびえながら職員の質問に答えて、最後に書類をもらった記憶があります。ちなみに大使館に入るにはパスポートが必要です。これを、別途州の方に郵送で送る必要がありました。ただ、ワシントン州やグアム州、そしてアラスカ州では必要ないようなので、今後は日本人受験生ではあまりやらないかもしれません。

この公証と推薦状3通(メイン州の場合のみ)を郵送で送ると、出願が完了します。ちなみに推薦状ですが、僕は信頼できる友人3人にお願いしました。

5.NTSの受領

上記のオンライン出願を終えたら、オンライン出願の時に選択した方法でNTSというものが届きます。Notice to Scheduleというもので、これが受験票です。このNTSには有効期限と試験を受けるためのIDが記載されています。このNTSに記載されている氏名とパスポートの氏名は、完全に一致している必要があります。一致していなければ、テスト時の受付でとめられてしまいます。

6.テストセンターの予約

NTSを受領したのち、プロメトリックセンターというサイトからNTSに記載されている受験科目、受験日程、受験場所を自分で決定することができます。その際に、NTSに記載されているIDが必要となります。NTSを手に入れるまでは非常に長い道のりになりますが、一旦NTSを手に入れれば、有効期限内であれば自分の好きなときに受験を行うことが可能になります。勉強の進捗状況を考慮して、最も都合が良い日にテストの予約を入れましょう。予約を入れると、テストセンターより予覚確定のメールが届くと思います。

7.本試験へ

テストの予約を入れれば、あとはその日に受験するだけになります。持ち物はパスポートとNTS、そしてテストセンターからのメールとクレジットカードに基本はなります。クレジットカードとパスポートの署名は一致している必要があるので気を付けましょう。いよいよ数時間にもおよぶ試験になりますが、これまでの勉強を信じて頑張ってください。

以上で受験までの手続きを終わりたいと思います。正直あまり思い出せない情報もあるので、最新の情報は専門学校に確認するようにしてください。

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