USCPAに興味があるんだけど、合格までどれくらいの勉強時間が必要なの?

今回は、働きながら1年でUSCPAの全科目に合格した僕が、自分の学習記録からUSCPA合格までにかかった時間をまとめていきたいと思います。今回の内容は以下の通りです。

目次

  • USCPA合格までに必要な時間
  • 1200時間という長さを考える
  • 結論

USCPA全科目合格までに必要な時間

いきなり結論から入りますが、USCPAの全科目合格までに僕が費やした時間は以下の通りになります。

  • FARの勉強時間:260時間+α
  • BECの勉強時間:193時間+α
  • AUDの勉強時間:265時間+α
  • REGの勉強時間:285時間+α

これらを合計すると、「1003時間+4α」時間ということになります。BECに対する勉強時間が他の科目に比べて少なくなっていますが、これは僕が大学時代に自分で経済学や経営学の本を読んでいたため、ある程度の知識の下地が出来ていたからです。そのため、BECに関してはもう少し長く勉強時間を見込んでおいたほうが良いかもしれません。勉強開始時の僕のスペックについては以下の記事に詳しく書いています。

僕の感覚では、勉強開始する時点で簿記2級の資格を持っている人や、英語力に自信がある人(TOEIC700超える程度かな?)は、+αの部分を考慮すると「1科目につき300時間」程度の勉強時間を確保すれば合格できるレベルまで持っていくことが可能です。つまり、僕の勉強時間から推定すると、全科目で1200時間くらいの勉強を行えば合格できるのではないでしょうか。仮に簿記も全く触れたことがなく、英語にも自信がない人は、簿記と英語に関して受験できるレベルまで引き上げる必要があるので、もっと時間は必要になります。

1200時間という長さを考える

全科目合格に必要な長さは1200時間とは言っても、一体どの程度の長さなのか想像するのは難しいと思います。そこで、この1200時間という長さを、ほとんどの人が経験してきた経験に置き換えて説明してみたいと思います。

学校の授業で考えてみる

小学校から高校まで、僕の通っていた学校の授業は基本的に1日6時間の授業で構成されていました。1週間のうち、土曜日と日曜日を休みと考えると、年間で約240日となります。そこから夏休みと冬休みと除いて考えると、年間で約200日の登校日があったことになります。そこから計算してみると、以下のようになります。

200日 × 6時間 = 1200時間

1200時間という時間とピッタリ整合します。つまり、小学校、中学校、高校のどれでも良いのですが、このうちどれか1年間の授業が全てUSCPAの勉強だったと置き換えれば、想像がつくのではないでしょうか。

つまり、学校での1年間の勉強時間をUSCPA対策につぎ込めば、全科目合格できるレベルにまで持っていくことが出来ます。

結論

結論としまして、USCPAの全科目合格に必要な勉強時間は、ある程度の簿記の知識or英語力がある場合、以下となります。

義務教育1年分=1200時間

この時間が長いか短いかは、人によってとらえ方は変わると思います。僕も合格した後に計算しましたが、思ったより時間を必要とするんだなという印象です。ただ、USCPA試験で勉強する内容は資本主義社会において必要不可欠なものが多いので、義務教育で勉強する内容よりは、はるかに役立つ内容が揃っています。

以上で、USCPAの全科目合格に必要な時間を終わりたいと思います。各科目に必要な時間と、その内訳については下記の各科目のページをご覧ください。これらの情報が、少しでもUSCPA受験を考えている人の役に立てば幸いです。