米国公認会計士(USCPA)に合格し、Big4監査法人で働いてます。USCPA情報をメインにリアルな情報を書いていきたいです。

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事業会社でのキャリア

米国公認会計士(USCPA)として働く際に考えられるキャリアについて書いていきたいと思います。今回は、事業会社で働くキャリアについてになります。

事業会社とは

このサイトでいう事業会社とは、コンサル業、監査法人、税理士法人を除く会社と定義しています。具体的には、メーカー、商社、インフラ、IT、素材、製薬会社等です。一般的に「会社」と言えば思い浮かぶようなものと考えてもらえばOKです。

考えられるキャリア

USCPAとして事業法人で働く場合に考えられるキャリアですが、やはり会計に関係する部署が多くを占めることになると思います。具体的には経理部や財務部がメインの選択肢になりますが、その中でもどのような分野でUSCPAを活かせるかを考えてみたいと思います。

海外経理

USCPAを活かす部署として最もイメージが付きやすいのがこちらの部署ではないでしょうか。日系企業は海外に子会社を持っているところも非常に多く、その海外子会社全体のマネジメントを行う必要があります。当然、その海外子会社がうまく運営されているのを判断するためには、最低限の財務情報を読み解く必要があるのですが、そのためには以下の能力が求められます。

  1. 海外子会社の人と英語でやり取りする能力
  2. 財務情報を読み取る能力

つまり「英語」と「会計」の両方のスキルが必要になるのですが、日本にはその両方に長けている人材が非常に不足しています。この2つのスキルを備えているのがUSCPAであり、この分野のニーズとピッタリ一致します。僕が以前に働いていた事業会社では「海外経理」の部門は海外子会社のマネジメントを行う部署でした。海外子会社の担当者とメールや電話でやり取りを行ったり、新しい会計システムの導入となれば現地に赴き、現地の人々に直接導入支援や研修をしたりと、USCPAのスキルをフルに活かせる環境になると思います。

連結決算

大きな企業になれば、子会社を含めて100社を超える連結グループを構成することもあります。海外に子会社を有することも多く、そうなれば当然、海外子会社の連結も行う必要があります。上場企業であれば四半期に一度決算を行う必要があるので、そのたびに膨大な海外子会社との連結作業が発生します。僕が働いていた企業では、海外から送られてくる連結作業に必要な資料は全て英語であり、こちらから海外子会社に依頼する資料も全て英語でした。それら資料に書いてあることは会計関係の英語であり、USCPAとしてそういった作業に深くかかわることができます(というか僕が事業会社に所属していた時の業務内容がこのようなものでした)。海外子会社の従業員を本社に呼び、連結決算システムの内容説明や質疑応答などを全て英語で行ったのも良い思い出です。

管理会計

メーカーの場合、管理会計や原価計算の部署が非常に大切となります。USCPAであればその分野の知識も広範囲にわたって習得することが出来るので、知識と業務をつなげていくことが可能となります。僕と共に新卒として入社した同期は、原価計算の部門に配属されたのですが、業務内容が意味不明で、とにかく言われたこととマニュアルに書いてあることだけをやっている、と言っていました。僕がその資料等を見せてもらうと、商品の型番や在庫数などの推移など、詳しくは書けませんが貴重な情報の宝庫だったのを覚えています。USCPAの勉強をしていれば、それらの業務の全体像や理論を知ることが出来るので面白い仕事になると思うのですが。

IR部

上場企業は、作成した財務諸表などを公表する必要があります。日本にも米国の会計基準で上場している会社が数多くあり、その企業にはUSCPAが活躍できる場があると思います。例えば

富士フィルム、京セラ、日立、トヨタ、東芝、ドコモ、三菱電機、ソニー

など、有名な企業が揃っています。これらの企業が米国の会計基準で決算報告を行っています。また、このような企業だけでなく、グローバルな企業であれば海外の投資家に向けて英語で財務諸表を作成し、独自にウェブサイトで公表していることも少なくありません。僕が働いていた企業も会計基準は日本基準を採用していましたが、独自に英語版の有価証券報告書に似たものを作成して海外の投資家に向けて発信していました。その英語版の有価証券報告書の作成にも携わったことがありますが、やはりUSCPAで勉強したことを活かすことができました。

その他

上記のような経理部以外にも、経営企画部や内部監査部、もう少し規模が小さい会社だと管理部(経理、総務、人事全てなど)、経理部の海外現地法人採用などがキャリアとして考えられます。僕が転職活動中に転職サイトやエージェントからいただいたオファーには、このような業務も含まれていました。

事業会社では、このような部門での経験を積みながら出世し、海外子会社の経理管理者などを経験したのちに、最終的にはCFOのポジションを目指すというキャリアが典型的なものではないでしょうか。

以上で、米国公認会計士(USCPA)のキャリアに関して、事業会社についてを終わりたいと思います。具体的にどのような求人があるのかは「USCPA 転職」などで調べてみると最新の求人情報をみることができます。

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