【書評】戸建から始める家賃収入1億への道
最近は不動産投資に対する熱が少し落ち着き、仕事にもなんとか力を割くことができるようになってきましたが、不動産投資関連の勉強と物件検索はすでに自分の人生の習慣の一部となったように思います。この調子で勉強と調査を続け、不動産賃貸業として一歩ずつ歩みを進めたいと考えています。そんな私が今回読んだ本はこちら。
これまでの勉強により、不動産投資としてまずは失敗したときのダメージが少ない小さい戸建てから始めるのが良いという情報をもとに、戸建て賃貸投資に関する本を読み始めていますが、その流れで読んだ本になります。
ただ、ちょっと今回の本の内容は私には合いませんでした。なぜだろうと考えてみたのですが、そもそもの著者のバックグラウンドとそこをベースにした不動産投資の方法が、私の人生と比較すると再現性が低いと感じてしまったことが原因だと思われます。
著者自身としては、ご自身のこれまでの経歴について「出自は良かったが苦労をしてきた」という印象を与えるために記載しているのかもしれませんが、私の目には「最終的に失敗しても問題ない家族のバックグラウンドがある」という人にしか映りませんでした。そこからの経歴も不動産投資の始め方も、ほとんどにおいてその「当たり家族ガチャ」の恩恵(本人としてはそれを恩恵と受け取らないかもしれませんが)を受けているのでうまくいったようにしか見えないのです。
また、出版社は何をしているのだろう、というのが読んでみた正直な感想でした。著者は本を書くのが本業ではないので当たり前だと思いますが、話の進め方、そして構成が「どういうこと?」ということが良くありました。どうしてそんなことに気が付くかというと、私自身がブログを書いているときによくやってしまうことが多く見受けられたためです。例えば書いているうちに頭の中に別の伝えたいことがどんどん浮かんできたり、テンションが上がってこれまで書いてきたこととは違う内容をサクサク書いてしまうということが良く発生します。
この本はその影響をしっかりと受けており、しっかりと出版社が文章の構成を見直したりしていないのだろうという印象を受けました。
ただ、いくつか今後の戦略に活かせそうな内容があったので、そこに関してはしっかりと付箋をしていつでも見返せことが出来るようにしております。
- Youtubeを活用すること
- ペット多頭飼いをOKにすること
趣味で動画投稿をしたことがあるのでYoutubeに投稿する方法はすでに知っています。ここに関してはレバレッジが効くので実際に不動産を購入した際は活用していこうと思います。
また、物件についてはペットの多頭飼いをOKにすることで、一部の人からの強烈な需要を刈り取れそうな気がしました。ただこの辺りについてはどのような保険でどの程度のリスクまでカバーできるかなどの検討するポイントも多そうなので、まずは頭の片隅に置いておき、実際に客付けする際に思い出せるようにしておこうと思います。