努力2.0

今回読んだ本はプロゲーマーである「ときど」選手の「努力2.0」になります。結局読んでから2週間くらいたってしまいました。

内容はプロゲーマーとしてスランプに陥ったときど選手が、どのようにそのスランプを抜け出したのかを言語化し、その方法を「努力2.0」としてまとめたものになります。努力2.0とは、これまでの日本人の典型的な成功コースである「敷かれたレールに沿ってがむしゃらに頑張ること」では勝ち抜けなくなった現在において、新しいタイプの努力とはどのようなものなのかを体系化したものになります。その方法論を表現する手法としてスランプから抜け出す過程を自伝風に振り返っているため、非常に読みやすい内容になっています。

「そうは言ってもプロゲーマーとかいう意味不明な職業の人が言ってることなんて信じられない」と思う人もいるかもしれませんが、ときど選手はその経歴から「東大卒プロゲーマー」と呼ばれています。そうです、彼は日本の最高教育機関である東京大学の卒業生なのです。つまり、「敷かれたレール」の最高峰を走る能力では他の追随を許さないわけです。そんな彼がレールに沿ったノウハウでは太刀打ちできなくなった時に、どのように抜け出したのかを本にしているわけです。

従って、すでに敷かれているレールに沿って努力を積み重ねることで一定の成果を上げてきた人が、自分自身でレールを敷いて成果を上げ続ける必要がある時代に生きるヒントを与えてくれる本となっています。題材となるのが「ゲーム」なので自分には関係ないと切り捨てるのは簡単ですが、読めば必ず何かしら得るものはあります。

僕のようなUSCPAという「資格」を取得してサラリーマンをしている人にとって、今後どのように生きていけば良いかを考えさせてくれる良書でした。ある意味、資格はこれまでの社会がつみあげた「レール」以外のなにものでもないですからね。これを活かして生きていくのか、それとももっと自由に資格にしばられることなく生きるのか、そのあたりについても検討していきたいと思います。

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