10年ぶりのフィリピン

皆さんこんにちは。ツイッターではすでにつぶやいていたのですが、少し前に仕事の用事でフィリピンに行っておりました。

街並み。もはや僕が知ってる街では無かった。

実は10年ほど前、学生時代のときに旅行で行ったことがあったので、久しぶりの訪問ということで非常にテンションが高かったわけです。実際に訪問してみて、10年の重みというものを感じました。今後の自分のためにも今回の驚いたことを記録しておこうと思います。

驚きポイント1:街

僕が約10年前に訪れた時は、街自体が非常に中途半端というか、ちゃんとした計画に基づいていない状態でした。例えば、街の一部にキレイなビルが数棟立っている隣にボロい古くからの家が立ち並んでいたり、ビルの建設が途中で放棄されて、すさんだ汚い建築途中ビルが数棟立っていたりという具合です。

ところが、今回訪れて驚いたのは、街そのものがキレイになっているということです。計画ました。ビルがパラパラと建っているのではなく、誤解を恐れずに言うと「街の一部が日本に似てる」感じなのです。無理にビルを建てていた状態から、ちゃんと街になったというイメージです。

驚きポイント2:交通事情

次に驚いたポイントは、交通事情です。10年前のフィリピンは、基本的にジープニーと呼ばれるバスのようなものが交通手段で、ぎゅうぎゅうに乗って移動するという感じでした。車はそこまで多くなく、あったとしても錆びているような車が走っているイメージが強かったです。

今回訪れて驚いたのは、あれだけ大量に存在していたジープニーがほとんどいなくなり、皆キレイな車に乗って移動しているということです。国が発展するってこういうことなのかと感心しました。ただ、道路そのものはまだガタガタしているし、雨が降った後に道が川になってしまうという点はそこまで変化していませんでした。

また、別途交通事情で驚いたこととしては、交通手段として配車アプリであるGrab(Uberと同じです)が完全に庶民の間に浸透しているということです。これは、自分がいる位置と目的地を登録するとGrabのドライバーがその場所まで来てくれるアプリになります。タクシーを探す必要がなく、更に料金が車を呼ぶ時点で決定しているので詐欺にあう心配もありません。日本のカスみたいなタクシー事情と比べると、この点は完全に日本がフィリピンより遅れていると言わざるを得ません。さっさと規制を撤廃して日本にもUberかGrabを導入してほしいものです。

驚きポイント3:食事

僕が学生時代に訪れた時は、お金がなかったという現実もありますが、食事がすごい微妙な国という印象しかありませんでした。お店そのものが少ないし、マンゴーをひたすら食べるか、ファーストフード店で何とかしのぐというものだったと記憶しています。

今回は、ある程度の食事バラエティの充実を経験することが出来ました。日本食も普通にありましたし、おいしいと思うフィリピン料理やおしゃれなイタリアンなどもありました。食事には全く期待していなかったので、この差には非常に驚きました。

最後に

僕はこれまで、出来る限り今まで一度も訪れたことがない国へ訪れたいと思っていたのですが、少し時間をおいて過去に訪れたことがある国に行くのは非常に有意義なものになることがわかりました。僕は人生の大半を停滞している日本で過ごしてきたのでわからなかったのですが、国が発展するとはどういうことか、ということを肌で感じることができたと思います。10年前には中国にも行ってましたので、今訪れるとフィリピン以上の発展を見ることができるのかもしれません。

そう思うと、今の内に「10年後に訪れてみたい国」に旅行にいくのもありかもしれませんね。

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