読書脳を読んでみた

気が付いたら最後にしっかりとした内容のブログを更新してから1年以上も経過していた。言ってしまえば1年以上更新をさぼってきたわけだ。現状としてはまだ監査法人に所属して日々せっせと働いている。ただ、自分が全く希望していないプロジェクトにアサインされることになり、そこでもがいているうちに1年以上が経ってしまったというのが正直なところだ。言い訳すると、ブログ更新するネタも入ってこないし、更新する気力も失せてしまったという感じだった。

ただ、今思うとあの状況下でも更新できることは色々とあったと思う。なので、少しは会計とか内部統制とか全く関係ない記事でも書いてみるつもりだ。「なんで監査法人にいるのにそんなことやってるの?」という内容になる予定だが、吐き出すことで少しは昇華させられるのではないかと期待している。

さて、全く関係ない前置き兼言い訳が続いてしまったが、そんな状況下にある自分が久しぶりに本を読んだので(正確にはこれまでも本は読んではいたがブログに書いてこなかった)アウトプットするために書評として記録していこうと思う。

この書評はリハビリも兼ねているので、100%自分のためのものになる想定だ。今回読んだのは以下の書物である。

精神科医である樺沢紫苑氏による「読書脳」である。樺沢氏の著書では「インプット大全」「アウトプット大全」が素晴らしかったので、その中でも読書に特化した本書*は本好きの自分としては読む価値があるだろうと思って購入したが、思った通りだった。

*実際にそう書いているわけではなく、自分の中での本書の立ち位置をそのように捉えた。思った通り本に関するインプットとアウトプットの情報がまとめられていたので、大きく間違ってはいないと思う。

自分に活かすためには

本書を自分に活かすためには、今後読む本に関してはしっかりとアウトプットすることにより、これまで以上に血肉にする必要があると感じた。本書によると、本を読んだ後は1週間以内にその本の内容を3回アウトプットすればかなり自分のものになるとのことである。ちなみに、どのようにアウトプットすべきかの詳細は本に書いているが、マーカーを引き読み終わった後に再確認する、友人や家族に話す、SNSに書きこむ、私のように書評としてブログにするなどがあげられる。お気づきの通り、今回この書評を書いているのも本書を読んだ内容を実践しているものである。

また、別途気づきとして得られたのはオーディオブックを活用すべきというところだ。これまで本は何度も読んできたし、海外ドラマを聞きながら歩行するという奇行を繰り返してきたが、なぜかオーディオブックに関してはこれまで一回も取り組んでこなかったことに気づかされた。どうしてだろうと自分でも不思議だが、今後はオーディオブックにも手を出して、少しでもインプットを拡大できればと考えている。

ちなみに、この本ではとんでも無い量の本に関するノウハウがまとめられているので、上記の気付きは完全に自分用のものとなっている点は付け加えさせていただく。目次を見ていただくだけで理解できると思うが、インプット方法、アウトプット方法、読書術、おすすめ本等、内容はかなり多岐にわたる。読書によるスキルアップを目指す人は手に取っていただくと何らかの示唆を得ることは間違いない。

最後に

それにしても、過去の怠惰な生活から何とか上を目指し、データ上では日本における平均以上の所得まで上がることが出来たもの、全て読書のおかげということを恥ずかしながら再認識することができた。自分の生活が勉強によってよくなること、USCPAという資格があること、勉強方法、転職方法、働き方、お金のことなどなど、人生で大切なことは全て本から吸収してきたと思う。これからはさらに読書を加速させ、インプットとアウトプットを繰り返してより良い生活を目指していきたい。

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